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6月, 2020の投稿を表示しています

プロンプト画面が滲む、ぼやける問題

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GeneXus16を利用してプロンプト画面を表示した際に文字や罫線が滲む、ぼやける現象が発生しました。 ブラウザによって発生したりしなかったり、 ブラウザのズームを変えていると発生したりしなかったり、 プロンプトのウィンドウを動かすとなおったり、 ウィンドウサイズによって発生したりしなかったりといった感じで、 どうにも現象が把握しづらかったのですが、原因としては、CSSのtransformのようです。 参考URL: https://myscreate.com/transform-bugs/ https://hail2u.net/blog/webdesign/centering-with-transform-causes-blurry-something.html GeneXusのCSSの設定がイマイチだったようですね。 対応方法ですが、ThemeのPopupクラスに対して[Cusutom Properties]プロパティに以下を適用してください outline: 1px solid transparent; これで解消されるかと思います。

Chrome 83のバージョンアップに伴うデザインの不具合

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Choromeのバージョンアップ83の影響で、GeneXusで作ったシステムの画面に影響が出ていました。 ※4週間くらい前の話題なので、既に対応している方が多いとは思いますが、、、 GeneXusの画面でHTMLデザイン(レスポンシブでない)を利用していると発生する模様で、 入力エリアの枠線が太くなったり、paddingが増えた影響で1行で収まっていたものが改行されてしまったりといった現象です。 こちらですが、開発者ツールで見て頂くと分かるのですが、 Inputタグに対して、paddingやborder-style等の設定が追加されていまして、 「user agent stylesheet」というのが原因となります。 「user agent stylesheet」とはブラウザが既定で適用するCSS となります。 83のバージョンアップによって、今までと違う設定が適用されるようになったことで、発生していました。 これは不具合なのでしょうかね。 そのうちに修正されそうな気はしますが、とりあえずは元のデザインに戻した方が良いですよね。 ちなみに私は5月最終日、保守しているシステムのバージョンアップ作業を行っているときに 急に発生してビビりました。テストをしているときには出てなかったはずなのに??? という感じで深夜に泣いてました。 1時間くらいで対応出来たので、特に問題はなかったですが、心臓に悪いので勘弁してほしいです。 修正方法は幾つかあると思いますが、 要は既定の設定に従わずに、GeneXusのCSS(Theme)で正しい設定をしてやれば解消されます。 こちらのシステムではINPUTタグとSELECTタグに対して、元々の状態を設定してあげることで解消されました。 ただ、それだとシステム内の全てのINPUTタグとSELECTタグに適用されてしまいますので、 デザインによっては他に影響が出てしまうことが有ると思いますので、注意して対応してください。

GeneXus 設計書自動作成サービス(WeING社)

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ウイング様が GeneXusナレッジベースからの設計書自動作成サービス を始めたそうです。 https://weing-genexus.com/auto-document.html GeneXusの開発プロジェクトでは設計書はなるべく簡素にすることが多いので、 (設計書を作るのを削減するわけでは無く、システムを作る上で必要な設計書だけ作成する) こういったサービスがあると、保守用ドキュメントや、設計書を重視するユーザーにはメリットがありそうですね。 自社で人員を割いて作成するより効率/コストが良いのだと思いますので。 出来ればCRUD図もあるとよいですね。 CRUD図があると更に別のメリットが生まれると思います。 業務が複雑なシステムや、サブシステムごとに開発担当者/会社が分かれているような場合に システム間結合の確認をサクッと行えます。 各機能ごとのテーブルの追加修正削除が記載されたCRUD図 であれば、 製造がある程度進んで結合テスト前あたりで作成すれば 設計者が要件定義/基本設計での想定を踏まえてチェックすることで、 「あれ?この機能でこのデータを追加しないといけないんだけど・・・」 「この機能でこのデータを更新しておかないと・・・」 といったバグを拾うことができます。 または、 各機能ごとのテーブル項目レベルの追加修正削除のCRUD図 があると最強です。 「この項目をどの機能でも更新してないんだけど・・・」 「この機能でこのデータのステータスを更新しないといけないんだけど・・・」 といったところまで拾うことができます。 以前に手作りでCRUD図を作ったことがありますが、 チェックにも業務の把握にも、保守にも非常に役に立ちました。 ただ、手作りだと作るのが大変で、保守メンテも少々面倒にはなりましたが。 ちなみにGeneXusの参照機能で、惜しいところまで情報を取得することは出来ます。 プロシージャを右クリックして「参照」をします。 こんな感じでテーブルに対してのCRUDが出力されます。 凄く良い感じですよね。 ただ、残念なのがビジネスコンポーネントを使っての追加更新削除には対応されていなく、 For each/Newでのアクセスしか拾えていないんですよね・・・残念。