Chrome 83のバージョンアップに伴うデザインの不具合
Choromeのバージョンアップ83の影響で、GeneXusで作ったシステムの画面に影響が出ていました。
※4週間くらい前の話題なので、既に対応している方が多いとは思いますが、、、
GeneXusの画面でHTMLデザイン(レスポンシブでない)を利用していると発生する模様で、
入力エリアの枠線が太くなったり、paddingが増えた影響で1行で収まっていたものが改行されてしまったりといった現象です。
こちらですが、開発者ツールで見て頂くと分かるのですが、
Inputタグに対して、paddingやborder-style等の設定が追加されていまして、
「user agent stylesheet」というのが原因となります。
「user agent stylesheet」とはブラウザが既定で適用するCSSとなります。
83のバージョンアップによって、今までと違う設定が適用されるようになったことで、発生していました。
これは不具合なのでしょうかね。
そのうちに修正されそうな気はしますが、とりあえずは元のデザインに戻した方が良いですよね。
ちなみに私は5月最終日、保守しているシステムのバージョンアップ作業を行っているときに
急に発生してビビりました。テストをしているときには出てなかったはずなのに???
という感じで深夜に泣いてました。
1時間くらいで対応出来たので、特に問題はなかったですが、心臓に悪いので勘弁してほしいです。
修正方法は幾つかあると思いますが、
要は既定の設定に従わずに、GeneXusのCSS(Theme)で正しい設定をしてやれば解消されます。
こちらのシステムではINPUTタグとSELECTタグに対して、元々の状態を設定してあげることで解消されました。
ただ、それだとシステム内の全てのINPUTタグとSELECTタグに適用されてしまいますので、
デザインによっては他に影響が出てしまうことが有ると思いますので、注意して対応してください。
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