GeneXusに限った話ではないのですが、 ジェネレータにJavaを選んだ場合はTomcatを利用することが多いかと思いますので、 Tomcatで運用する場合で、いくつか考慮した方が良い設定・情報を記載します。 GeneXusのデフォルト設定だと、DBへの接続方法はJDBCで、 コネクションプーリングもアプリケーション側で実施する形となります。 [Enable Connection Pooling] プロパティ http://wiki.genexus.jp/hwiki.aspx?%5BEnable+Connection+Pooling%5D+プロパティ, このままでも特に問題は無いのですが、 私の経験上、Tomcatのデータソースを利用する方が安定性が少し上がります。 数年前の事例ですが、サーバーを起動したまま運用を続けていくと、 徐々にTomcatのメモリが蓄積されていき、数週間すると動きが悪くなってくる。という現象がありました。 サーバースペックや、利用人数、アプリ側の作り方など、色々と影響は考えられますが、 何か特定の処理や操作をした場合ではなく、少しづつゴミデータが蓄積されているような状況でした。 このシステムでTomcatのデータソースを利用するようにしたところ、 問題が解消され、メモリが綺麗に開放されるようになった。 という経験があります。 このことから、Tomcatのデータソースを利用した方が、安定性が良いのかと思う次第です。 やはり世界中の技術者に10年も20年も使い込まれたTomcatは性能や品質が良いのでしょうね。 ただ、まあ、運用計画的に1週間に1回位は再起動をした方が 何かと良いのではないかとも思いますけどね。 <設定方法> 1.TomcatのcontextにDB情報を定義する Tomcat\conf\context.xmlか、 Tomcat\conf\catalina\localhost\<アプリケーション名>.xmlのどちらかに記述する 記述場所は<Context> ~ </Context>の間 <Resource name="jdbc/ 【任意のデータソース名】 " auth=...
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