WorkwithPlus12 機能紹介その1

2019年10月末のGeneXusJapan様主催のパートナー向けセミナーでの情報です。

WorkwithPlus12の機能紹介がありまして、リリースノートやHelpにも書いてありますが、
私が「いいね!」と感じた機能をピックアップして紹介します。


Split Screen

http://docs.dvelopsoftware.com:8081/WikiPlus/servlet/com.wiki.wiki?2297,Split+Screen,

左側に一覧/検索機能、右側に選択したデータの照会/登録機能を1画面で表現するテンプレートです。

画面遷移の必要が無いので、マスタメンテのように簡易に検索/修正をしたい場合には非常に有効と思います。
作るのもとても簡単

ポイントとしては検索部分の表示領域が狭くなるので、検索条件が幾つか必要だったり、
明細の項目が沢山表示したい場合は使わないほうが良いです。
その場合は通常のSelection+Transacritonの方が良いでしょう。



グリッド内での編集(InLine)

http://wwp.genexus.jp/help/scr/Editing_Grid.htm









Split Screenと同じく、マスタメンテに向いた機能です。
一覧の明細から、編集ボタンを押下すると、直接編集することが可能で、
そのまま登録/修正ができるという機能です。

該当トランザクションのビジネスコンポーネントを用意して、
更新/削除/追加ボタンアクションの[In Line]プロパティをTrueにするだけで、後はWWPがやってくれます。

生成された方のWebPanelをみると、「色々やっているなぁ」という感想ですが、
それをプロパティ一つで実現してくれるのは、流石です。

ポイントとしては標準Gridなので、一覧の項目が多い場合には横スクロールが発生して操作しづらくなりますので、
表示/編集したい項目が少ない場合に有効と思います。

ちなみにエラーチェックはビジネスコンポーネントのRulesに定義するか、生成されたWebPanelのEventsに記述するかです。



集計値(Tootalizer)

http://wwp.genexus.jp/help/scr/Totalizers.htm













一覧に表示した数値についての合計値(または平均値)を自動で計算して表示する機能です。
合計値は全ページ分の合計値が計算されます。
一覧の数値項目のプロパティを変えるだけですので、とても簡単。

ポイントとしては、標準Gridだけということと、
合計する際に条件をつけたり計算式を変更することは出来ないということ。

シンプルに使う機能ですが、それを踏まえておけば使える場面はあるでしょう。

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