GeneXus社が考えるGeneXusの優位性

2019年10月末にGeneXusJapan様主催のパートナー向けセミナーに参加させて頂きました。
ウルグアイのGeneXus社、Develop社(WorkwithPlusの会社)を招いてのセミナーで、
非常に貴重な時間が過ごせまして、とても良かったです。

本来は個人の私が参加するものではないのですが、株式会社ウイング様の枠で参加させて頂き、感謝です。

株式会社ウイング(GeneXusサイト)
https://weing-genexus.com/


今後、私が興味を惹かれた内容について紹介していきたいと思います。



GeneXusのマーケティング担当の方から、GeneXus社が考えるGeneXusの優位性の話がありました。

GeneXusは今ではローコード開発ツールのカテゴリに入っており、
GeneXus社はローコード開発ツールのトップになることを目標としているとのことでした。
約束する?だったかな。。


1) 未来に強いフレームワークである

30年の歴史があり、その時代時代(Caseツール→RADツール→RowCode)で競合となる製品はあったが、
GeneXus以外は全て無くなっていった。
GeneXusは30年間IT技術を追随出来ているもので、未来に強いフレームワークである


2) マルチエクスペリエンスである

Java/.Net C#/.Net CoreによるWebシステム
Swift/AndroidによるスマートデバイスアプリやApple Watch
AIを利用したサービスや、Chatbotなどが対応されており、
一つの側面のシステムではなく多角的に利用できるシステムを構築することが出来る。
 
これらをGeneXusだけで構築できる


3) ランタイム費用が発生しない

GeneXusは開発ライセンスであり、1名の開発者がどれだけの規模のシステムを作っても
そのシステムをどれだけの人数が使っても、1名の開発者ライセンスで良いということ。

競合ツールは全てサーバーライセンスで、システムの規模や利用人数による課金となるそうで、
システムを作れば作っただけ、使えば使うだけ費用が発生するということ。


4) 生産性、保守性が高い

ともすれば、初回開発については同じ位になることもあるが、
保守工程やバージョンアップなどの生産性はGeneXusが高い


5) ファンクショナルプロトタイプに強い

ファンクショナルプロトタイプとは、検証用の最初のプロトタイプのこと、
まだ要件が固まってない状態でも、プロトタイプとして構築して動かしてみることが出来る






それぞれ「なるほど」と納得できる内容です。

私は昔から、無理にGeneXusを使う必要はなく、
GeneXusが活きる企業/システムに対して利用すれば良いと考えています。

簡易なシステムで良いのであれば「ノーコードツール」で良いし、
「パッケージ」で収まる業務であればパッケージを購入するのが良いと思います。

ただ、ノーコードツールだけでは実現が難しい、
パッケージをカスタマイズしなければいけないのであれば、GeneXusが良いと思います。

それぞれ適材適所のツールをユーザーが選べる時代になった。ということですかね。

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